(令和7年4月23日更新)
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6536345
上記は、公立高校の単願制見直しとの記事です。しようと思えば来年からすぐにでもできそうな内容です。
すでに起こっていることですが、単願制の見直しが実現すれば、今より更に「選ばれる学校」でないと高校の存続というのは困難になるのだろうと思います。
では、地元の池田高校を考えてみると…
(R7年4月時点)
【池田町の支援】
生徒通学交通費補助(JRやバスでの普通定期券額)
入学奨励金(池田町内生10万円、町外生5万円)
就学奨励金(2年次5万円)
下宿等助成金(月額3万円)
一部教材費用やOC参加旅費(上限2万円)、資格試験や検定試験、模擬試験に係る費用の3/4を助成
部活動支援(遠征費用の一部や用具等の購入費用補助)
学校給食の提供(1食222円)
池田高校通学バスの運行
カナダ姉妹校交流事業への補助(毎年)
上記のようなことを実施しています。「選ばれる学校」を考えた場合、上記の支援は経済面では色々な支援がされている印象。
【池田高校の特徴】
普通科に加え、商業・情報・健康・福祉など多様な分野の科目から、自分の将来や進路に合わせて選択し、学べる「総合学科」を設置している。
総合学科の特性を活かし、「探究の授業」を通じて、さまざまな体験や実践的な学びが可能。
進学に必要な科目もしっかり履修できるため、国公立大学への進学も目指せる。
特に強みになりうるのは2点目の「探究の授業」だと思います。が、これは必修科目として学習指導要領に記載されているため、全ての学校が大なり小なり取り組んでいる内容です。
今後の方向性
では、この強みを池田高校としてどのように発揮していくかというと、地域性や学校の規模を活かして、
学びの場は学校の中だけでなく、地域全体にある。
高校生は地域との関わりを通じて、教室では得られない多様な学びを体験できる。
さまざまな背景を持つ多くの大人と関わることで、高校生一人ひとりが経験を積み、視野を広げていくことができる。
学校内外の多様な学びを活かし、就職だけでなく、国公立大学への進学だって実現できる。
…こうした点を突き詰めていくのも一つの方法ではないかと思います。これは高校だけでは実現が難しく、高校と地域が一体となってこそ可能になります。高校は高校生に教育を、地域は高校生に学びの場や体験の機会を提供することで、より豊かな学びが生まれるのだと思います。
これを言うと、コミュニティスクールになってしまいますが。。。
それぞれにできること
【高校】
高校生に町内外で学ぶ機会を与えることができる
地域の人材を招いて、学校で授業を行うことができる
他には?
【行政】
経済面での支援(今後… 学習用PCの支給、給食の増量、給食費の無償化など)ができる
公共施設を使った学びの場の提供ができる
他には?
【地域】
何ができるだろうか?
何ができるだろうか?
これまで地域との関わりを通して感じているのは、誰ができる?誰がするのか?はさておき、地域でできることはたくさんありそうだということです。「こんなことをしたい」と思っている方がいることも承知しています。
僕は個人的にどんどんやっちゃう傾向にあるので、集団行動はあまり得意ではありませんが、地域でできることが集まって、実行していければ良いと思っています。
池田高校が今よりも「選ばれる学校」となるのに、
どんなことできるでしょうか??