7月4日、5日視察研修

7月4日と5日は札幌で視察研修がありました。下水道科学館、江別市子育てひろば「ぽこ あ ぽこ」、「北広島市地域子育て支援センター」の視察でした。

下水道科学館

ちょうど近々所属している総務産業常任委員会にて池田町の下水処理場についての調査が行われます。下水道科学館では下水処理施設の仕組みと各所の役割を理解してこられたので、その下地を元に池田町下水処理場のこれからの形を考えることができそうです。

江別市子育てひろば「ぽこあぽこ」

利別小学校の跡地に計画されている子育て支援施設のイメージとしては、このひろば「ぽこあぽこ」が丁度よいのではないかと思いました。職員体制や維持費なども聞いてきて、池田町でも無理ではない感じです。子育ての悩みや相談事などを気軽に話せるコーディネーターの配置や、個別の相談室が設置され、市外からの利用が多い状況から町外の人にも利用していただけるオープンな施設である点で、利別小学校跡地に作ろうとしている施設は有用だと思います。妊娠から出産、育て上げるまで切れ目のない支援をと言われたところが印象に残ってます。

北広島市地域子育て支援センター

立派な市役所庁舎内に併設されています。子育て支援センターの施設としては全体的に面積が広く、部屋が多く多機能であること、役場の他部署へのアクセスが容易な施設という感じでした。外遊びスペース(プールや砂場)もあります。掲示公開されている情報量も大変多くサポートの手厚さが伝わります。子育て支援サイトが独立して作られておりきれいで見やすいです。こちらはコーディネーターの配置や情報伝達のわかりやすさ、職員の配置体制が参考になりました。

池田町の子育て支援

池田町に戻ります。研修に行く前に福祉課と子育て支援課でお話を聞いてきています。コーディネーターの設置や支援内容、情報伝達、外遊びスペースの視点から、

【コーディネーター】
池田町にはこのシステムがすでにあります(家庭総合支援拠点)。研修で伺ったどちらの施設も、母子手帳を渡すときや4ヶ月検診などで積極的にアプローチしており、施設でも積極的な関わりを持ちに行って、全ての保護者とつながる努力をされています。このコーディネーターが適切な部署に繋ぐ役割(コンシェルジュみたいな?)も果たしており、能動的に関わることが課題で、視察先も同様の課題をもっていて、解決策を模索していました。

【支援内容】
妊娠から出産、育て上げるまでの途切れない支援という点では池田町も整えられていると思います。まだ詳細には理解できてないのでこれからです。

【情報伝達】
子育て支援のページですべて公開されてます。池田町のサイトは絵が綺麗とかきらびやかとかはなくて、シンプルかつ見やすいところに機能的な良さがあって個人的には好きなのですが、この機能性は情報の分類と整理、項立て(目次)がされて発揮されるものだと思います。池田町の場合、別にお金をかけてきれいなサイトを独立して作る必要はなくて、今のページにある情報を分類整備するだけで十分良い状態だと思います。

時期で項立てして、内容(検診、補助金など)で分類して、時系列で列挙するので良いような… ←すでに池田町でも本になって配布されてますね。

【外遊びスペース】

利別跡地の利用計画では公園整備も計画されていると思います。利別地区の方々から話を聞いた感じで細かくは省略しますが、建物と公園を同時に作るのではなくて、先行して公園の整備をしてしまって良いのではないかと思います。今一番待ち望まれているのは公園ではないかと…

9月の定例会では、福祉・子育て支援を中心にすると思うので、今回の視察研修が生かされると思います。